サンフランシスコ旅行の現地ガイドはおまかせ

日本人はいいカモにされやすい?〜海外旅行で上手く断るヒント

こんにちは。サンフランシスコで現地ガイドをしているmiyukiです♪

海外で日本人は好かれやすいというイメージがあります。大人しい、謙虚、マナーがあるなどと海外の人は評価してくれているようです。私はアメリカに来て21年になりますが、日本人だからという理由で嫌がられた事は記憶にないかも? 

好かれるのは気持ちが良いですよね。しかし別の意味で好かれてしまうのは厄介です。

今回は、アメリカで良いカモにされないようにする為のちょっとしたヒントを私の経験談と共に紹介しますね♪

観光名所フィッシャーマンズワーフにいるストリートパフォーマー

サンフランシスコで1、2位を争う人気の観光スポットのフィッシャーマンズワーフ。そこにはいくつかのストリートパフォーマーがそれぞれ路上でパフォーマンスを披露しています。楽器演奏をしていたり、歌っている人だったり、ジャグリングをしている人だったり、全身をシルバーに塗って銅像のように動かず立っているシルバーマンだったり、etc…。彼らはそれを収入源にしています。

私は以前、アクロバティックを披露している人や、日本を真似た空手調なパフォーマンスをするグループを見ました。フィッシャーマンズワーフでストリートパフォーマーをするのにサンフランシスコ市からのライセンスは不要で、パフォーマンス場所は早い者勝ちらしいので、毎回同じ人が同じ場所にいるという事ではなさそうです。それでも長年やっている人はいつも同じ場所にいるように思います。

無料?それともお金を払う?

パフォーマンスを見ている人たちはTipと書かれた入れ物にお金を入れます。払いたければ払うという感じなので、お金を入れる人は少なく、多くの人はサッと立ち止まってサッと立ち去るという印象です。その為か、パフォーマンス後にはパフォーマーがTip箱を持って観客の前を歩き回り催促したりします。中には払うのが当たり前みたいな態度で、払わない観客に対して態度をあらわにする人がいるので、そういう押し売りのような態度はどうかなと感じる時があります。

私は以前、ちょっと立ち止まりシルバーマンの銅像をニコニコ見ていたら、普段は動かず、話しかけないシルバーマンにお金を催促されました。彼は近づいてきて「写真を撮るなら金払え」「金を払ったらもっと良いの見せてやる」とか、強引で上から目線。その横柄な態度がイヤだったのでサッと立ち去り、それ以降はシルバーマンを見ても近づかず素通りしています。無視しても大丈夫!お金を払うかどうかは見ているこちら側が決めていいんです。

シルバーマン
この人だったかどうか定かではありません。
他にもシルバーマンはいるかも。
その他レッドマン、ブロンズマンがいます。

日本人はカモにされやすい?

つい最近の経験では、黒人グループが歩く私たちに近づいてきて、フレンドリーに話しかけながらCDを手渡してきました。「可愛いね」とか褒めながら渡してくるので、「プレゼントされた!ラッキー!」と思ったのも束の間、CDを買えというお金の請求なんです

その言葉を聞いた瞬間にCDを返しましたが、「アーユージャパニーズ? コンニチハ、カワイイ」とかちょっと知っている日本語で話しかけ引き留めようとするので「はいはい、そうそう、ありがとう」と上手くかわしながら立ち去りました。ここで立ち止まったら巧く言いくるめられてしまうので、「急いでるから」とか「時間がないから」とウソをついてでも立ち去るのが賢明です。

この時、一緒にいた友達が、日本人観光客でまんまとCDを買わされたという人の話をしました。$20-30払ったそうです。え〜!払っちゃったの?可哀想に…と思いましたが、このような経験をする日本人は少なくないような気がします。

日本から観光に来る人たちは圧に押されて払ってしまったり、断りきれなかったり、英語に自信がなかったり、結局、彼らの良いお客さんになってしまう傾向があるのかなと感じます。

でも、自分で回避できます

どう回避できるのか? ちょっとしたヒントをお伝えしますね(^^)

上手に断るためのヒント

アメリカ人はフレンドリーなので、知らない人でも普通に話しかけ「良い天気だね〜」「その服可愛いね」とか男女問わず、みんな話している感じです。そういう文化のせいか、路上で押し売りする人や、お金を催促する人も最初はフレンドリーな会話から入って来る人が多いので、普通の会話なのか物乞いなのかの区別がなかなかつきません。

会話の途中で「お金を要求されているな」と感じたら

  • 無視して立ち去る
  • 上手くかわしながら立ち去る
  • 急いでるからとウソをついてでも立ち去る

要するに、足を止めない事が大事です!

立ち止まってしまうと巧く言いくるめられて断りづらくなるので、用事があってその場にいなくてはならない場合でも、一旦その場を離れてその人から上手く逃げた方がいいですね。あなたがお金をくれないとわかれば彼らは他のターゲットを探すので、とりあえずロックオンされた状態を解除します。

相手の要求を断る英語

英語に自信のない人にとって、長いフレーズの英語を覚えるのは大変ですよね。要は相手に伝わればいいので、簡単な英語や単語で大丈夫!乗り切る事ができます。

例えば

  • I don’t have money
  • I have no money
  • I don’t have time
  • I’m hurry
  • I have no time
  • I don’t understand English など

時間がない「お金がない」「英語がわからない」とか、シンプルな英語でOKです!

簡潔なので相手にハッキリとこちらの言いたい事が伝わります。日本人が使いがちなSorry はアメリカでは「本当に申し訳ない」という謝罪の意味を含むので、Sorryは言わない方が良いかも。あたかもこちらが何か悪い事をしたような感じになってしまいます。

簡単な英語を例に挙げましたが、それでもやっぱり英語に自信がないなという人は、海外に行く前にちょっと英語の勉強をするという方法もありますよ。

【一日6分】テキストいらずの聞くだけ学習法

“注意”
強盗や泥棒など危険を伴う金品の請求をされた場合は、抵抗しない方が良いと言われていますが、このような不運に遭遇した場合は、ご自分で判断するしかありません。

最後に

海外に行き、外人さんに日本語で話しかけられると心が緩みますが、あれ?裏がありそう?なんかおかしい?と感じたら、緩めた心をキュッと引き締めてくださいね。日本人同士なら失礼にあたるかなと思うような態度でも、外人さんは失礼とはとらない事があるので、時と場合によっては毅然とした態度は必要かと思います。

せっかくの海外旅行。海外旅行を楽しく過ごすために、臨機応変に対応してくださいね。

サンフランシスコで現地リサーチやサポートが必要な場合はこちらへお問い合わせして頂ければサポートさせて頂きますよ♡

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